陽極まって
6/21は夏至だった。
梅雨真っ最中なのであまり実感はないのだけど、昼が一番長い日。
夏至の数日前、紅茶専門店でお茶をいただきながら「もうすぐ夏至ですね」などと店主さんと話していた。
その時「夏至には何を食べるのか」という話題になった。そういえば、冬至にはかぼちゃや「ん」のつくもの(蓮根、うどん…)を食べて、柚子湯に入る。でも夏至はどうするのかピンとこない。
調べたら、地方によっていろいろあるらしい。
冬瓜
タコ(関西)
水無月(京都)
焼き餅(関東)
半夏生餅(奈良、和歌山など)
うどん(香川) など。
…香川のうどんは夏至でなくとも、食べられている気がするが…
それが頭にあったせいか、夏至の昼にはシーフードパスタ、夜にはたこ焼きを食べた。
Twitterでも夏至についてのツイートが流れてきて、中にはタコに触れているものもあった。
また「陽極まり、陰に転ずる」という言葉も。
これから暑い夏に向かう一方、昼は段々と短くなる。お盆の頃には、ハッとするくらい日の入りが早くなっていることに気づく。
ぼんやりしてると、どんどん時間が経ってしまうな。ふと、立ち止まって足元を見て、顔を上げる。
そんな夏至の夜。