陽極まって

6/21は夏至だった。

梅雨真っ最中なのであまり実感はないのだけど、昼が一番長い日。

 

夏至の数日前、紅茶専門店でお茶をいただきながら「もうすぐ夏至ですね」などと店主さんと話していた。 

f:id:shimanon_note:20220622132011j:image

 

その時「夏至には何を食べるのか」という話題になった。そういえば、冬至にはかぼちゃや「ん」のつくもの(蓮根、うどん…)を食べて、柚子湯に入る。でも夏至はどうするのかピンとこない。

 

調べたら、地方によっていろいろあるらしい。

冬瓜

タコ(関西)

水無月(京都)

焼き餅(関東)

半夏生餅(奈良、和歌山など)

うどん(香川)        など。

…香川のうどんは夏至でなくとも、食べられている気がするが…

 

それが頭にあったせいか、夏至の昼にはシーフードパスタ、夜にはたこ焼きを食べた。

Twitterでも夏至についてのツイートが流れてきて、中にはタコに触れているものもあった。

また「陽極まり、陰に転ずる」という言葉も。

 

これから暑い夏に向かう一方、昼は段々と短くなる。お盆の頃には、ハッとするくらい日の入りが早くなっていることに気づく。

ぼんやりしてると、どんどん時間が経ってしまうな。ふと、立ち止まって足元を見て、顔を上げる。

そんな夏至の夜。